2010年 07月 12日
一瞬で最高速に達する爆発的なスピードは、ネコ科の大型動物が獲物目掛けて 突進する様を彷彿とさせ、その姿は大変美しく初めて見た時はこいつホンマに人間かと思った。 爆走するホナウドの後を相手DFが5〜6人(+審判)虚しくゾロゾロついて走るのは よく見る光景だった。あと、チームが守ってる時に一人だけピッチ上をのんびり散歩する姿も。 日本では、怪物ロナウドと紹介されていたが、愛称のfenômenoは、 怪物と言うより「(もはや人知を超えた)現象」と言う意味だとブラジル通のK君が教えてくれた。 優勝した'02年のWC杯ではカフーに「史上最悪の髪型だな」と指摘されながら、 大五郎のような髪型で通した(私見ではカフーの髪型も大概だと思ったが。。)。 また試合中にピッチで小便したことが2回ある大人物。 ※参考:↓大五郎 小島剛夕「子連れ狼」 あまりにも地面を蹴る力が強すぎて筋肉や腱が付いて行けず何度も大きな怪我に見舞われた。 ヨーロッパを去る契機になった醜聞も何となく笑えてしまうのもこの人の人柄か。 現在は、再起を果たしブラジルのリーグに居て来年で引退を宣言しているらしいが、 こういう個性的な選手がまた現れてくれると楽しいのにな。 そう思うとマラドーナに寵愛されるメッシとか、ドゥンガに叱責されるセレソンとか小粒な印象は否めない。 今回のブラジル代表は「わけのわからない現象」より確実に勝つ戦法を優先したのに Best 8に終わったのは残念でしたね。次からはまたミラクルサッカーを観せて欲しい。 ガウーショの魂を持つドゥンガがギリギリと地団駄踏んでる姿は妙に様になってたけど、 本国ではバッシングされまくってんだろうな。御愁傷様。 昨日の決勝の後、ロッベンがプジョルがファールしたとか後からグダグダ言うの見苦しい。 そんな事言い出したら、この世の全ての理不尽、人の業を過去にも遡って逐一 糾さなければならなくなるじゃないか。それをするには全人類の意思一致が必要になるけど 何が正で何が悪かの判別なんか十人十色、千差万別、つまり無理やんかいさ。 アルゼンチンもマラドーナのしかける変なマナを期待したが不発だった。 サッカーは人の世の理不尽さに倣ってアバウトに進行するものだと思っていたが ビデオ判定を導入するとかしないとか。 マラドーナの「神の手」ゴールのような現象はもう起こらないのでしょうか。 カレー券受給覚悟でユニホームを脱いだ下には亡き友に捧げる 「ダニ・ハルケ、俺たちはいつも一緒だ」の文字が。 セルヒオ・ラモスも亡き友プエルタの写真がプリントされたシャツを着てましたね。 チキショウ、何やねんこいつら。。 泣いちまったじゃねえかよう。
by washako16
| 2010-07-12 21:37
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